住民の勝利!横浜の傾いた施工不良マンション

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横浜の「傾いた」マンション、施工不良の実態

 

横浜市西区にある、

築12年のマンション。

 

大手上場不動産会社が分譲し、

大手上場ゼネコンが施工しました。

 

5棟で262戸の大規模物件。

そのうちの1棟で、

マンションが傾いている。

 

具体的には、2棟をつなぐ廊下に

“ずれ”があることが

住み始めてすぐに分かりました。

 

不安を訴える住民に対して

分譲主である不動産会社は、

「問題ない。マンションは安全だ。」

と回答し続けました。

 

「住宅の品質確保の促進等に関する法律」

略して「品確法」では、

住宅に瑕疵(不具合)があった場合、

10年間の保証を受けられます。

 

10年以上訴え続けているのに、

誠実な対応をしない分譲主と施工会社。

住民は相当困り果てたでしょう。

 

泣き寝入りはできない!

住民のとった行動が、

じつに見事でした。

2014年11月21日01-1

 

 

住民がここまで調べられるのか!

 

不誠実な対応に業を煮やし、

建設ミスを証明するため

住民みずからが調査したのです!

 

マンションが傾く原因について、

基礎杭が支持基盤に

届いていないのではないか?と

仮設を立てたのです。

 

ここに気づく住民が居たことが

すごいことだと思います。

 

そこで、住民が独自に

一級建築士に依頼し、

地盤を調査しました。

 

マンションが、

変わった地形の上に建っていることを

突き止めたのです!

 

そこは昭和初期に谷だったところを

盛り土した土地だったのです。

 

そして、ここが重要なのですが、

「支持層」と呼ばれる固い地盤も、

敷地の一部で急激に深くなっている

地形だったことを発見したのです!

 

だから、基礎杭の一部が

支持基盤に届いていないことで、

建物が傾いていると証明できたのです!

2014年11月21日02-1

 

重い腰を上げた施工会社と分譲主

 

ここまで証拠を見せつけられ、

ようやく調査に乗り出した分譲主。

 

ボーリング調査をした結果、

住民の訴えを認めました。

ここに至るまで11年ですよ!

 

施工会社も建設不良を認めました。

 

そして今回、

なぜ支持基盤に達していない

重大ミスを犯したのか、

横浜市に報告することになりました。

 

参考:朝日新聞デジタル

 

その内容には驚きました。

 

傾きが見つかった棟だけでなく、

その他の棟でも、基礎杭の一部が

支持基盤に届いていないことが発覚!

 

ここまでずさんな施工をした原因が、

工事関係者の経験不足によるものという。

 

今後、この傾いたマンションは、

分譲主が全戸買い取ることを申し出ています。

 

一方で住民側は、

全棟の建て替えを求めていくという。

2014年11月21日03-1

 

10年以上もそこに住んでいて、

コミュニティも出来上がっているのです。

 

買い取るから、転居してくださいなんて、

言われても困りますよね。

 

マンションの傾きを

「東日本大震災が原因」と

施工会社に対応をされた住民。

 

10年以上もかけて、

施工不良を認めさせた

団結力のある住民です。

 

分譲主には、

住民の意向に沿った対応を

期待してやみません。

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