生命保険会社が賃貸マンションに積極投資 その理由とは?

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日本の大手生命保険会社が、

イタリアの大手保険会社と

ファンドを組みました。

そのファンドが、

賃貸マンションへの投資を

加速させるそうです。

2014年11月20日01-1

現在でも数百億円規模の

賃貸マンションを保有しているが、

さらに増やすとのこと。

 

参考:全国賃貸住宅新聞

 

 

保険会社はヤリ手の大家さん

 

日本の大手生保会社は、

たくさん不動産を所有しています。

 

○○生命ビルとか、

○○損保ビルなど、

よく見かけますよね。

 

保険料の運用として

不動産投資を行っているのは

知っていました。

 

でも、賃貸マンションまで

投資対象としていたとは、

気が付かなかったです。

 

日本全国あらゆるタイプの

賃貸マンションを保有するのではなく、

エリアやタイプを絞り込んでいます。

  • 東京都内限定
  • シングル・DINKS向け
  • ワンルームから2LDK
  • 最寄り駅から10分以内
  • 区分所有ではなく1棟所有

 

これらの条件にあてはまる

マンションを数百億円も保有とは。

 

1戸あたりの簿価を1,500万円として、

300億円所有していると仮定すると、

所有戸数は2,000戸です。

 

ものすごい数ですね。

 

さらに増やすわけですから、

収益が安定しているのでしょうね。

 

2014年11月20日02-1

 

ソルベンシーマージン比率とは?

 

保険会社は、

集めた保険料を運用します。

 

その運用成績が

会社の利益に直結します。

 

ただお金を増やせば良いのではなく、

保険料は年金と同様、

運用先には安全性を求めます。

 

保険金などの支払い余力を表す数字で、

「ソルベンシーマージン比率」と

いうものがあります。

 

この数字は大きいほど

支払い余力が高いことを表します。

 

そして、比率を計算する上で、

より安全な資産で運用すると、

大きな数字が出るようになっています。

 

具体的に言うと、

株式など価格下落リスクが大きいほど

悪い数字が出ます。

 

国債で運用すると、

ソルベンシーマージン比率は

良い数字となります。

 

2014年11月20日02-1

 

なぜ不動産で運用するのか?

 

国債はローリスク・ローリターン。

株式はハイリスク・ハイリターン。

一般的に言われます。

 

不動産は両者の中間で、

ミドルリスク・ミドルリターンと

言われます。

 

株式ほどの価格変動リスクはないし、

震災などで滅失しない限り、

価値がゼロになることもありません。

 

だから不動産で運用している。

正解です。

 

でも今は、

さらに特殊な事情があります。

 

 

その事情とは、

日銀の量的金融緩和(QE)です。

 

QEによって、

国債で運用しにくくなったのです。

 

なぜなら、日銀が

国債を買い占めてしまうからです。

 

一番安全とされている国債で

運用できないのですから、

他をアテにしなければなりません。

 

そこで、運用先が

不動産に向かうワケです。

 

この状況が行き過ぎると、

不動産バブルを起こしかねません。

困ったものです。

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