住宅エコポイント

エコポイントが復活するってホント?

突然ですがみなさん、

「エコポイント」を覚えていますか?

実施されたのは2009年、

日経平均株価が7,021円という

安値を記録した年です。

 

日本の景気がどん底にあったとき、

景気対策として導入されたのが

「エコポイント」です。

 

発足当初は、家電から始まりました。

名目は「地球温暖化防止」です。

 

省エネ家電に買い替えることで

地球温暖化防止。

 

冷蔵庫やエアコンなど、

技術進歩によって省エネが進んでいる

家電の買換えなら意味は分かります。

 

でも実際には、

地デジを普及させるために

テレビの買換え需要を狙っていました。

 

この政策は2010年5月に終わります。

家電量販店の業績が、

政策の前後で急激に変わりました。

 

人為的に需要を操作すると、

駆け込み需要と反動減が起きることを

改めて証明してくれた事例です。

 

S-2014年11月18日01-1

 

エコポイントは車にも適用

 

家電のエコポイントと同時に

政策導入されたのが、

「エコカー減税」です。

 

エコポイントと考え方は同じです。

 

排気ガスや燃費の面で、

環境性能が向上した新車を

購入することで地球温暖化防止。

 

そして、もう一つ大事なことは

景気浮揚政策としての一面でした。

 

ちなみに私、

エコカー減税をきっかけに

2009年、車を購入しました。

 

景気が良くなれば、

トクする買い方はできなくなると

思ったからです。

 

でも、いまだに政策が続いていますよね?

なぜでしょう?

 

政府は一貫してアベノミクスで

景気浮揚していると言っているのに。

 

おかしいですよね。

 

政策が途切れると車が売れなくなる。

それが分かっているからですよね?

 

S-2014年11月18日03

 

住宅エコポイントは復活するかもしれない

 

住宅エコポイントの導入は、

家電エコポイントから遅れること7ヶ月、

2009年12月でした。

 

断熱性能など、省エネ性能の高い

住宅を新築、またはリフォームすることで、

ポイント付与される政策です。

 

住宅エコポイントは

2011年7月末で終了しました。

 

代わりに、長期優良住宅制度など、

環境性能などが高い住宅に、

税優遇を設けたからでしょうか。

 

でも税負担を軽くすると言われるより、

エコポイントという名の

キャッシュバックの方が、

消費者としては嬉しいですよね。

 

 

いま、消費税増税の影響をまともに受けて、

住宅の需要が落ち込んでいます。

 

新築分譲マンションは販売鈍化し、

売れ行きも勢いを失っています。

 

住宅着工統計を見ても、

持家と分譲住宅の着工件数は

明らかに落ち込んでいます。

 

この対策をしなければということで、

住宅エコポイントを復活させようという

動きがあるそうです。

参考:日本経済新聞電子版

 

むりやり需要を作っても長続きしない

 

家電、住宅、そして車。

国が支援しないと売れない状況です。

 

売れないから、補助金を出す。

いい加減やめたらどうですか?

 

なぜ売れないのか?

根本的な原因を探ることなく、

一時しのぎでカンフル剤を打つ。

 

薬が効かなくなったら、

また薬を打つ。

 

そんな政策ばかりだから、

駆け込み需要と反動減を繰り返し、

さらに国も財政悪化するのでは?

 

また、住宅について言えば、

新築に偏った優遇政策は、

もうやめた方がいいと思います。

 

これ以上、住宅ストックを増やしても、

人口・世帯数は減って行くのだから、

空き家を増やすだけでしょう。

 

 

私の考えは、

住宅エコポイントをやるなら、

断熱性能を高めるリフォームに限る。

 

冷暖房費を抑えることは、

地球温暖化防止や貿易赤字の縮小というより、

家計にやさしいのが一番の効果です。

 

一時的な政策ではなく、

エコカー減税のように、

ずっと続く政策がいいですね。

 

駆け込み需要〜反動減を

繰り返さないためにも。

 

私の自宅がリフォーム適齢期だから、

このような主張をしているわけでは

決してありません。

このマンション今いくら?
マンション相場がわかる不動産サイト【ふじたろう】

コメントは受け付けていません。